NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第110話が6日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

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※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、岡山の会場から関西空港に駆けつけたひなた(川栄李奈)は、アニー・ヒラカワ(森山良子)を見つけることができなかった。

「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」では、いよいよ錠一郎(オダギリジョー)とトミー(早乙女太一)のセッションが始まった頃、戻ってきたひなたは会場のそばでアニーの姿を発見。急いで駆け寄ろうとするが、それに気づいたアニーは走りだし、再び姿を消してしまう。その頃、控室で1人出番を待っているるい(深津絵里)のもとに、親友の一子(市川実日子)が現れ、元気づける。

逃げるアニーを追うひなた。2人は会場から商店街を抜けていく。アニーは昔、稔(松村北斗)と訪れた思い出の神社にたどり着き、倒れてしまう。

アニー=安子の疾走が話題となった。あさイチでは、博多大吉が「思っていた以上の激走」と驚いた。華丸は「ランナーズ・ハイです」と説明した。鈴木奈穂子アナウンサーはBS放送で朝ドラを見た視聴者から「岡山県民です。演出上であることを承知していますが、あの距離を実際に走るとすると、安子おばあちゃん、5キロくらい全力疾走したと」と便りを紹介した。大吉は「アニー・ヒラカワ、正体ルパンだよ」とツッコミ。鈴木アナも「驚異の…」と受けた。さらに、この日のゲストIKKOは開口一番「全力~!!」とあいさつすると、スタジオは爆笑に包まれた。

ツイッターでは「アニーさん」がトレンド入り。

「安子足速いwwww」「森山良子(74)を爆走させる鬼のもじり」「安子の思い出の道を走りまくるアニー 健脚すぎて震える」「あの神社なのか?」「ひなたちゃんより走るのが速いアニーさん」などとコメントが並んだ。ドラマはあと2回となった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。