劇団ひとりが5日、千葉テレビ(チバテレ)で放送された「白黒アンジャッシュ」(火曜午後10時)で、自身が監督したNetflixの映画「浅草キッド」を見たビートたけし(75)から「ちゃんと契約しないと、Netflix全部、持っていくからよ」などと繰り返し、契約の話をされたと明かした。

「浅草キッド」は、たけしの同名の自叙伝を、14年の映画「青天の霹靂」で原作、脚本に加え監督デビューを果たしたひとりが、同作でも主演で起用した大泉洋を、数々の人気芸人を育てた深見千三郎役で主演として再び起用。深見に弟子入りを懇願したたけし役を、柳楽優弥が演じた。21年12月9日に配信がスタートした途端、俳優陣の演技力の高さとエンターテインメント性豊かな人情劇として話題を呼んだ。

この日の「白黒アンジャッシュ」では「浅草キッド」の裏話を語り合った。その中で、ひとりは7年前から準備を進め、たけしに事前に取材した上で撮影したと説明。配信後も、たけしと「会いました」と語った上で「たけしさんは『すごい良かった。あのタップがどうのこうの…』と言った後は、ず~っと契約の話をしてました『あのよぉ、ちゃんと契約しないとNetflixが全部、持っていくからよ。ダメだよ、ちゃんと(契約書)読まないと』って」と言い、笑った。

その後、妻の大沢あかね(36)も、たけしと番組で共演した際、あいさつに行ったが、たけしは「契約の話ばかりしていた」(ひとり)という。

アンジャッシュ児嶋一哉(49)と渡部建(49)は、口をそろえて「面白いね、お金の話ばかり」(児嶋)「痛い目に遭ったんだろうね」と笑った。