福原遥(23)が12日、開業10周年を迎えた東京スカイツリータウンの公式アンバサダーに就任し、同所で行われた発表会に出席した。公式キャラクター「ソラカラちゃん」と同じ、青をベースに白い格子模様が入った衣装で登場。「まさか、同じ洋服が着られると思っていなかった。いつも、かわいいなぁ~と思って見ているので光栄。星形のおそろいのイヤリング…うれしいです」と喜んだ。

東京スカイツリーは大好きな場所で、思い入れも深いという。「プライベートでも、本当にたくさん来ていて、お仕事でもお世話になっていて。わぁ~、きれいだなぁと癒やされて仕事に行っていました。10周年…特別な年なので、これまで以上に盛り上げていきたいし、すてきな場所にしたい。誰もが知っている施設の公式アンバサダーに抜てきしていただいた。好きな施設なので、魅力を伝えられるよう頑張りたい」と抱負を語った。

福原は“リアルソラカラちゃん”として、お勧めスポットや商品を紹介するほか館内放送「天の声」も担当する。17年のテレビ朝日系「キラキラ☆プリキュアアラモード」や21年の「アイの歌声を聴かせて」「フラ・フラダンス」などの映画をはじめ、声優としての実績も申し分ないが「本当にうれしくて…私で良いですか? と緊張して『もう1回、いいですか?』と、やらせていただいた」と収録を振り返った。その上で「私の声と一緒に、ぜひ楽しんでいただけたら」と笑みを浮かべた。

また、この日から5月22日まで、東京スカイツリーは開業10周年を記念して“ソラカラちゃんライティング”が点灯される。一番上のゲイン塔部分はソラカラちゃんの髪色と同じ黄色、天望デッキから下の胴体部分はソラカラちゃんのワンピースを表現した青をベースとした白の格子模様、中央をソラカラちゃんの宝物の望遠鏡をイメージした。福原は「本当にすてき。ソラカラちゃんを見ているだけで癒やされますし、東京の夜空を癒やす光に、思いが込められるのはロマンチック」と目を輝かせた。

点灯すると、福原は見上げて「すご~い」と歓声を上げた。その上で「点灯式をやるのも個人的な夢。ソラカラちゃんと、みんな同じ色になれるのが光栄。ドキドキ、ワクワクする未来を感じて欲しいし、私もスカイツリーのように、皆さんを少しでも明るくする存在になりたい」と感激しつつ、今後の芸能人生の目標も掲げた。