草なぎ剛(47)が28日、第59回ギャラクシー賞テレビ部門個人賞を受賞し、放送批評懇談会から発表された。

大河ドラマ「青天を衝け」での演技に対し「後世に残る徳川慶喜像を作り上げた」と評価された。

選評は以下の通り。

「実力派俳優として評価の高い草なぎ剛さん。2021年はNHK大河ドラマ『青天を衝け』で、強く心に残る徳川慶喜像を見せてくれました。内面がにじみ出る表情や静かに抑制されたせりふなど、草なぎさんの繊細な演技により、これまで光を当てられることが少なかった謎多き江戸幕府最後の将軍がひとりの人間として立ち上がりました。『慶喜はこういう人だったのかも』と思わせ、後世に残る徳川慶喜像を作り上げた見事な表現力に敬意を表し、個人賞を贈ります」。

贈賞式は6月1日に都内で無観客で行われ、放送批評懇談会YouTube公式チャンネルでライブ配信される。