米俳優トム・クルーズ(59)が24日、横浜港大さん橋で行われた主演映画「トップガン マーヴェリック」(ジョセフ・コシンスキー監督、27日公開)ジャパンプレミアで”ディスタンス超え”の日本愛を貫いた。

18年7月の「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」以来、3年10カ月ぶり24回目の来日を果たしたクルーズは会場に到着早々、集まった日本メディアのフォトコールに、手を上げるなどして笑顔で応じた。その後、そのまま午後5時半にレッドカーペットの両サイドに待つ、400人の日本のファンの元に笑顔で駆け寄った。

新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、主催者側は、<1>サイン<2>握手<3>写真撮影はOKだが、接近しての自撮りの2ショットの自粛を参加者に求めていた。

それでも、クルーズはファンの元に歩み寄り、1人1人に身ぶり手ぶりを交えて語りかけた。NGのはずだったハイタッチや、ファンの自撮りにも快く応じた。英語でクルーズに語りかけて、感激のあまり涙する女性ファンも相次いだ。

クルーズは午後6時30過ぎまで、おおそ1時間強にわたって、全長93メートルのレッドカーペットの両サイドのファンと余すところなく交流した。