明石家さんま(66)が28日夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン」で、元フジテレビアナウンサーの久慈暁子(27)と結婚した米プロバスケットボールNBAラプターズの渡辺雄太(27)に「俺からもありがとうやわ」と感謝した。

さんまは、渡辺とゴールインした久慈アナが、フジテレビの局アナ時代に「渡辺に支えられた」とし、渡辺へメッセージを送った。

同局系「めざましどようび」での総合司会や、スポーツキャスターも兼任していた久慈アナは、昨年4月から今年3月放送分まで「さんまのお笑い向上委員会」で2代目アシスタントを務め、4月いっぱいでフジテレビを退社していた。

久慈アナは「-向上委員会」の2月26日放送分で、鬼越トマホークのけんか芸を止めに入り「お前が辞めてもフジテレビ、1ミリもダメージないからな」などとの暴言を浴び、泣きだすハプニングがあった。

このことから、番組終盤、リスナーから、結婚を祝福し「渡辺選手が支えてくれたのでは」「そういう意味では、キューピッドは鬼越トマホークさんと、さんまさん?」などの意見が寄せられ、これに、さんまが「(久慈アナは)悔しい思いを個人的にはしてたと思うわ」。

加えて「向上委員会へ放り込まれたという。アナウンス界では左遷に近いとこや」と言い、独特のさんま節で解説。多分野での出演が重なる久慈アナを「ものすごい渡辺が支えたと思うわ」と言い、渡辺に「だから、俺からも『ありがとう』やわ」と感謝の言葉を送った。

この日は、元兄弟子の逮捕など話題が豊富で、時事ネタから切りだす番組冒頭は「おれの周りはすごいで。毎週何かある」と言いながら、スタート。久慈アナと渡辺の結婚について「(渡辺が)俺の番組、優先的に出てくれるんですよ。どうも、裏で久慈が動いていた」「向上委員会やってるから、さんまさんだけは抑えといてね、言うてくれたんや、と」などと語った。

久慈アナの退社には「そのためやったんか分からんけど」などと話していた。