名門校の知られざる姿を、生徒や親、教師など、さまざまな視点を通してひもとくBSテレ東の情報ドキュメンタリー「THE名門校 日本全国すごい学校名鑑」(月曜午後10時)の6日放送回で、菊池雄星、大谷翔平の2人のメジャーリーガーを輩出した岩手・花巻東が紹介される。
同校では、大半の生徒が朝7時30分に登校。その理由はスポーツ部の「朝練」。すると、箒(ほうき)を持った運動部員が大勢現れ、敷地内の掃除を始めた。「ゴミ拾いは運拾い」。その光景は大谷がメジャーリーガーとなった今でもグラウンドのゴミをさりげなく拾う姿にも通ずる。
そんな花巻東の教えの根本は「立志」と「夢実現」。夢を実現するためには大きな志と明確な目標、そして自ら課題を考えて克服していく力が必要となる。そのためにはどんな努力をすべきか。生徒1人1人が自ら具体的な言葉で「目標設定チャート」を作り、目に見える形でまとめているという。大谷の高校時代のチャートを見ると「超一流選手になるためには技術だけでなく人間性も重要」などと、克服していくべき目標が事細かに記してあった。
大谷らを輩出した野球部員にとって、甲子園で優勝して日本一になることは大きな夢のひとつ。その夢を現実にするため、日々、グラウンドで汗と泥にまみれる。しかし、そのバックネット裏で、1人猛勉強をする3年生部員、若松聡大の姿があった。目標はなんと東大に合格すること。そんな彼を野球部の全員が応援しているという。番組では野球と勉強、もうひとつの二刀流を追う青春に密着した模様も伝える。
コメントを寄せた番組の三沢大助プロデューサーは「『名門校とは、なりたい自分が見つかる学校だ』。これは番組が掲げるキャッチフレーズの1つですが、そのための方法論を確立し、実践している学校があるなんて思いもしませんでした」とつづり「夢を現実にするための目標設定チャート…これを生徒全員が書いて日々試行錯誤している姿を見たら、大人の皆さんも、今すぐマネしたくなること、間違いありません。きっと会社経営やビジネスなど、さまざまな実生活にも応用できます」と語った。
また、番組ナレーターをAKB48の小栗有以が務めている。



