米俳優トム・クルーズ(59)の主演映画「トップガン マーヴェリック」(ジョセフ・コシンスキー監督)が、5月27日の封切りから5日までの10日間で興行収入(興収)28億8970万7640円(全国376館、741スクリーン)を記録した。配給の東和ピクチャーズが6日、発表した。動員も188万3940人に上った。

公開初週の週末となった5月28、29日の2日間で、興収8億2471万1300円、動員52万4843人、初日からの3日間では興収11億5756万4620円、動員74万7192人を記録。封切り3日間での興収11億円突破は、クルーズの主演映画では18年8月公開の「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」の8億6830万1500円を、3億円近くも上回る大ヒットスタートとなった。今年公開の映画でも「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」の10億5573万3460円、「シン・ウルトラマン」の9億9341万50円を上回った。

公開2週目の週末となった4、5日も、興収7億5741万130円、動員47万1261人と、前週比91・8%の興行成績を維持。公開9日目には、20年春に拡大したコロナ以降に公開された洋画の中では最速の興収25億円を突破。10日からは「トップガン マーヴェリック」の胸熱ポスターと、宣伝パイロットのミッションとして大きな話題となったアニメ「ウマ娘」応援イラストが表裏一体となったミラクルミッションカード(A6サイズ)を、全国の劇場で入場者特典として配布することも決定した。