なにわ男子の道枝駿佑(19)主演の日本テレビ系連続ドラマ「金田一少年の事件簿」(日曜午後10時半)第6話が19日、放送され、世帯平均視聴率が6・1%(関東地区、速報値)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は3・4%だった。

第1話は世帯7・8%、個人4・5%。同ドラマは4月23日に発生した北海道・知床での海難事故を受けて第2話の放送を延期し、代替で5月1日に放送された堂本剛主演の同作第2シリーズ「悪魔組曲殺人事件」(96年7月13日放送)は世帯5・0%、個人2・9%だった。5月8日放送の第2話前編は世帯6・2%、個人3・6%、同後編は世帯6・7%、個人3・9%、第3話は世帯6・1%、個人3・4%、第4話は世帯5・7%、個人3・3%、第5話前編は世帯5・5%、個人3・2%、第5話後編は5・7%、個人3・3%だった。

同作は週刊少年マガジン連載の同名大人気漫画を原作とした謎解きミステリー。今回が95年の初放送から5度目の新作。5代目金田一一(はじめ)を道枝が演じている。

第6話は「首狩り武者殺人事件」。剣持警部(沢村一樹)の幼なじみで、由緒ある巽家に嫁いだ紫乃(仙道敦子)の元に脅迫状が届いた。剣持警部は、一(道枝駿佑)と美雪(上白石萌歌)を連れ、巽家のあるくちなし村に向かうが、そこで見たよろい武者姿の男達に戸惑う。

巽家使用人の猿彦(田鍋謙一郎)によると、昔、巽家に首を斬られた落ち武者の霊を鎮める生首祭での仮装だという。「祭りの明ける明後日までに巽家の次の当主の生首頂戴しに参上つかまつり候」。脅迫状は、”首狩り武者”を名乗る人物からで、巽家に恨みを持つ者からと思われたが…。