来週28日に港浩一氏(70)が新社長に就任するフジテレビの新体制が、24日までに明らかになった。

港社長新体制では5室1総局16局に組織変更。新たにコンプライアンス推進室を会社直轄の部署として新設。SNS等の環境や法務問題などに対応する。また、同じく新設の総合メディア開発部では動画配信などの制作に対応していく。

現場の人事では、今秋に60歳定年を迎える「めざましテレビ」の三宅正治アナウンサーと軽部真一アナウンサーが、ともに役員待遇エグゼグティブアナウンサーに昇進。定年後もベテランの力で番組を支えていく。

10年入社で「日曜報道 THE PRIME」情報キャスターの木下康太郎アナウンサーは報道局社会部を兼務する。15年入社で競馬実況担当の内野泰輔アナウンサーはスポーツ局、16年入社で「めざましテレビ」エンタメキャスターの永尾亜子アナウンサーは広報局広報宣伝部に異動する。

番組制作の編集制作局では、中村百合子編成部長が昇進して編成室長を兼任する。

映画とアニメの映画・アニメ事業センターと、ドラマの第一制作の組織を変更。アニメ制作部とドラマ・映画制作センターとする。「電車男」「のだめカンタービレ」「風のガーデン」「最後から二番目の恋」などの若松央樹プロデューサーが、ドラマ・映画センターのドラマ・映画制作部長となる。

また、バラエティー制作の第二制作部はバラエティーセンターに名称変更して、「めちゃ×2イケてるッ!」「新しいカギ」などの中島優一プロデューサーが部長となる。