劇団EXILE町田啓太(32)主演のフジテレビ系連続ドラマ「テッパチ!」(水曜午後10時)が6日、スタートする。

町田にとって、ゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初主演となる同ドラマは完全オリジナル作品。町田演じる主人公の国生宙(ひろし)は、高校時代はラグビー部のエースとして活躍するも、けがで断念。卒業後も定職に就かずフラフラした人生を送る中、ひょんなことから“やけっパチ”な気持ちで陸上自衛隊の候補生となる。身を守る鉄帽“テッパチ”をかぶるにふさわしい自衛官を目指していく。

 

初回では、宙は高校卒業後ひとり暮らしを始めるも、定職に就かずその日暮らしの生活を送っていた。だが、街中でのケンカで警察沙汰になり、工事現場の仕事をクビになった挙げ句、住んでいたアパートも家賃滞納で立ち退きを言い渡されてしまう。

そんな宙に「お前にピッタリな仕事を紹介してやる!」と声をかけてきたのが、陸上自衛隊の3等陸佐で、東部方面北東京駐屯地で教育中隊長をしている八女純一(北村一輝)だった。最初は拒絶したものの生活もままならない状況だった宙は「訓練生でも給料が出るなら」という中途半端な気持ちで自衛官候補生の採用試験を受け、陸上自衛隊の候補生になった。

入隊の日、宙は、八女に出迎えられる。そのとき、宙たちの目の前を通ったのが、防衛大学校を卒業したエリート自衛官で、宙たちを指導する教官のひとり、桜間冬美2尉(白石麻衣)だった。思わず見とれてしまう宙。

第1班として、宙と寮の同室になったのは、自衛隊の音楽隊に憧れており、宙とは採用試験のときに出会っていた馬場良成(佐野勇斗)、ガンマニアの丸山栄一(時任勇気)、暗い過去を持つ武藤一哉(一ノ瀬颯)、元芸人だという渡辺淳史(坂口涼太郎)、小説家志望の小倉靖男(池田永吉)、父とふたりの兄も自衛官という最年少の西健太(藤岡真威人)。そしてもうひとり、宙が警察沙汰になった際のケンカ相手だった荒井竜次(佐藤寛太)もいた。