ニッポン放送の新行(しんぎょう)市佳アナウンサー(29)が、趣味の特撮鑑賞で意気投合した3歳上の会社員男性と8日に結婚したことを同局朝番組「飯田浩司のOK! Cozy up!」(月~金曜午前6時)の10日放送で発表した。今後も同局アナとして、同番組レギュラー出演を続けることも報告した。

冒頭飯田浩司アナから「新行アナウンサーから大切なご報告がございます」と話題を振られた新行アナは「私事で大変恐縮なんですけれども、おととい、8月8日に結婚しました。大好きな特撮の話で意気投合したことをきっかけに3年ほどお付き合いをしていた方です」と報告した。

飯田アナから「3つ年上の会社員」とツッコまれ「はい、3歳年上なんですけど。振り返ってみますとこれまで、放送の中でついつい自分の好きなモノについて語りすぎてしまったときに、いつもお聞きのリスナーのみなさんが温かく受け止めてくださって、こんなに好きなモノについて…『好きなモノを好き』と分かち合う喜びとか、楽しさっていうのを感じたんですよね。本当にそこから、夢のようなお仕事をいただくこともありましたし、私生活では夫と出会いました」と感謝した。

飯田アナから「だんなさんも特撮大好き」と聞かれると、新行アナは「大好きです。もう本当に大好きで」と即答。「ゴジラの話で意気投合して、そこから『どんなやりとりをあの当時してたのかな』って、さかのぼってみたら、『ちなみに新行さん仮面ライダーもお好きですか』ってきていて、私も『大好きですよ』って答えているのが出てきた。『仮面ライダーもお好きですか』『ウルトラマンもお好きですか』そういうやりとりから始まって」と笑った。

結婚指輪は、ゴジラが劇中で破壊した商業施設、銀座・和光で購入したという。「せっかくですからゴジラが結んでくれた縁、特撮が結んでくれた縁でもあるので、やっぱ和光かな」。ゴジラが「壊した」ということについても「むしろそれが、私たちにとっては縁起がいい。聖地という感じがするんですよね」とのろけた。

お相手は65年の映画「フランケンシュタイン対地底怪獣」などに出てくる怪獣「バラゴン」に似ているという。「目元が似ているんですよ。『似ているよね』って話をしたら、子どものころ『七夕で短冊にバラゴンになれますように』って書いたことがあるって言っていて、やっぱりそうなんだな、と思いました」と話した。

飯田アナとお相手の男性が、ラーメン屋で偶然隣り合わせたエピソードも披露。「飯田さんらしき人が来た」と男性から新行アナに連絡があり、電話ごしに紹介し、あいさつしたという。新行アナは「ひとりっ子なんですが、お兄ちゃんに紹介するってこういう気持ちなのかな」と振り返った。

新行アナは「引き続き、ニッポン放送のアナウンサーとして、楽しい時間を、明るい朝をお届けできたらなと思っておりますので、これからもよろしくお願いします」と、仕事を継続することも報告した。