新型コロナウイルス感染で休養していたフリーアナウンサー生島ヒロシ(71)が16日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)の生放送で、9日以来1週間ぶりに仕事復帰した。

「元気ですか!? 元気があればなんでもできる。元気がなければホントに大変」とアントニオ猪木のフレーズのパロディーで話し始めた生島。「今日で6356回やっていますが、1週間休むと本当に大変」と振り返った。同番組は1998年(平10)4月6日スタート。夏休みなど以外で初めて休んだ。

休養中は爆笑問題の田中裕二、2代目林家三平らからメールを、浅野史郎元宮城県知事から手紙をもらったことを明かした。

生島は5日から喉の違和感があり、9日に発熱してPCR検査を受けてコロナ陽性と診断された。

「最初は抗原検査を受けて陰性だったんですが、結局PCR検査で陽性になりました。一番つらかったのは、せきが大変。大きなタンが出て、スッと抜けなかった。社会人になって病気で休むのは初めて。刑務所に入ったことはないんですが、シャバに出た気分です」と話した。

コロナになる1週間前には人間ドックで身体の点検を済ませていた。「調子がよかったのにコロナにかかってしまった。あらためて無理しない事が大切だと思った」。そして、16年に亡くなったタレント大橋巨泉さんから生前に「生島君、ある程度まで来たら義理を欠け。いちいち付き合っていたら身が持たないよ」とアドバイスを受けていたと話した。

生島は「随分、休めたけど、こんなに寝ることが出来るんだなと思った。あらためて睡眠をとることの大切さと、食べ過ぎ注意ですね。マイクの前で話せることの幸せを感じています」と話した。