人気ユーチューバーのHIKAKINが3日までにYouTubeチャンネルを更新。今夏に行った「ヒカキンおにごっこ」企画内でミスがあったとし、謝罪して当該動画を非公開にした。

「ヒカキンおにごっこ」は、“鬼”のHIKAKINらから60分間逃げ切った人に賞金100万円が渡されるという鬼ごっこ企画。多くのユーチューバーやスタッフが関わった大型企画だった。HIKAKINは「そんなたくさんの皆さんの思いものったこの動画を今回、非公開にするという判断になってしまい、企画に携わってくださったみなさん、そして楽しんで頂いた視聴者の皆様、この度は本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。非公開とした理由については「当日の鬼ごっこがゲームとして成立していなかったのではないかと僕が判断したからです」とした。

今回の件について、ユーチューバーのヒカルから共通の知人を介して連絡があり「逃げ切った人の数を少なくするための不正があったのではないか」との指摘を受けたという。「正直、耳を疑いましたし、何のことか全く理解ができませんでした。これだけは伝えておきたいんですが、悪意を持って、不正をして、逃げ切る人を少なくしたという、そういった行為は一切ありません」と不正行為はきっぱり否定したが、「ただそういった声が実際にあがってきたということは、もしかしたら僕自身が把握できなかったことが何か起きていた可能性がある」として、当時のスタッフに事実関係を確認したところ、「チャレンジャー側と制作サイドで大きなすれ違いが生じてしまうミスが発覚」したと明かした。

ゲーム中盤に、カメラマンが転倒して負傷するアクシデントが起きたことや、体調不良を訴える参加者がいたことから、その対応のために10分程度、中断。ゲーム終盤にその中断した10分の時間延長が行われたが、その説明が参加者らに正しく行われていなかったという。「正直、このミスを聞いた時は言葉を失いました」とHIKAKIN。「逃げ切る人を意図的に少なくする不正だと言われても仕方のないミスだったと思います」と反省し、あらためて頭を下げて謝罪した。