女優の希島凛が7日、東京・シネマート新宿で行われた主演映画「呪い返し師-塩子誕生」(赤羽博監督)初日舞台あいさつに登壇。初主演映画が公開された喜びを、満面の笑みで表した。

演じた呪い返し師の賀茂野塩子については「聖なるものを守りたいという、強い使命感で戦っていて、聖なる孤独も感じている。心の深さを表現できるよう、役作りに努めてまいりました」と語った。

「呪い返し師-塩子誕生」は都内の賀茂野女子高校が舞台。夜7時7分。オカルト研究会の部員たちが「呪い返し師」を呼び出す儀式を行っていた。不気味な現象に度々襲われる部員・五十嵐奈々子(福永紗也)を救うためだった。清めの塩で円陣と五芒(ごぼう)星を描き、願いを記した封書をたき上げると、突風とともにはかま姿の呪い返し師の賀茂野塩子(希島凛)が現れる。彼女は奈々子を呪っていた生霊の正体を看破し、たちまち呪いをはらう。以後、奈々子たちは呪いに苦しむ人の話を聞きつけては、塩子に呪い返しを頼んでゆく。そし天道グループの御曹司・天道翼(吉田宗洋)の知られざる醜聞を知ることになる物語。