テレビ朝日系ドラマ「はぐれ刑事純情派」などを手掛けた、元東映テレビプロデューサーの桑原秀郎(くわはら・ひでろう)さんが5日午前8時、肺結核のため東京・葛飾区内の病院で亡くなった。87歳だった。12日、東映が発表した。葬儀・告別式は執り行った。喪主は長女の理恵子さん。

桑原さんは1935年(昭10)4月29日、東京都生まれ。59年に東映に入社し、制作部を経て東映テレビ企画営業部で、テレビの企画・プロデューサーを務めた。主な担当作品は、73年のテレビ朝日系「非情のライセンス」、78年のTBS系「人間の証明」、86年の日本テレビ系「火曜サスペンス劇場 監察医・室生亜季子」ほか多数。