女優本田翼が主演を務めるTBS系連続ドラマ「君の花になる」(火曜午後10時)第1話が18日、放送され、平均世帯視聴率が6・5%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は3・6%だった。

同作は、本田演じる元高校教師の主人公が、崖っぷちの7人組ボーイズグループ、8LOOM(ブルーム)の寮母となり、トップアーティストになる夢に向かっていくというオリジナルストーリー。ボーイズグループメンバーはオーディションで選出され、高橋文哉がリーダー、佐神弾を演じるほか、宮世琉弥、綱啓永、WATWING八村倫太郎、BUDDiiS森愁斗、NOA、山下幸輝が出演。劇中だけにとどまらず、期間限定のボーイズグループとして実際にデビューし、主題歌などの楽曲発表や物語と連動したライブやイベントも行っていく。

第1話で、高校教師をしていた仲町あす花(本田翼)だったが、ある出来事をきっかけに挫折して退職し、姉・仲町優里(木南晴夏)の家に転がり込んで、優里が営むフードワゴンを手伝いながら、日々をなんとなく過ごしていた。

そんな中、優里と恋人の三ッ谷満男(菊田竜大)が結婚することになった。これを機に独立しようと決意したあす花は、「可能性あふれる若者をサポートする仕事です」と書かれた住み込み寮母の求人に飛びついた。そこはデビューするも売れない7人組ボーイズグループ・8LOOMの寮だった。グループのリーダーは、かつての教え子・佐神弾(高橋文哉)だった。

久々の再会を喜ぶあす花と対照的に、弾はなぜかあす花に冷たく当たった。弾のほか、最年少だが精神年齢が高い成瀬大二郎(宮世琉弥)、最年長でおとこ気がある古町有起哉(綱啓永)、しっかり者だがネガティブ思考の一之瀬栄治(八村倫太郎)、甘えん坊で自由人な桧山竜星(森愁斗)、一見クールだがド天然の久留島巧(NOA)、弟キャラで世話好きな小野寺宝(山下幸輝)と、グループのメンバーは個性的な子ばかりだった。ひと筋縄ではいかない、あす花と8LOOMの共同生活が幕を開けた。