三代目 J SOUL BROTHERSがデビュー記念日の10日、都内で会見を行い、9年ぶりとなる全国アリーナツアーを来年2月から開催することを発表した。

20年11月に10周年を迎え、昨年は全国ドームツアーを開催。今年はそれぞれのソロ活動が中心だった。来年2月1日に1年4カ月ぶりのシングル「STARS」を発売し、同18日からツアー「STARS~Land of Promise~」を開催する。近年はドームツアーが恒例で、アリーナツアーは14年の「BLUE IMPACT」以来、9年ぶりとなる。

リーダーのNAOTO(39)は「2年前に10周年を迎えて、昨年ドームツアーをやらせていただきました。10周年を終えて、次に何ができるか考えたときに、原点に戻って、より全国の人に会いに行けるアリーナツアーをやりたいと。まだ遠出できない方もいると思いますし、ファンの皆さんとの距離をより縮めていこうじゃないかというツアーになると思います」とその意図を明かした。

また新シングル「STARS」について、ボーカルの今市隆二(36)は「ツアータイトルにもなる曲。自分たちの三代目の再始動や、来年の活動を象徴する曲になると思いますし、『R.Y.U.S.E.I.』をほうふつとするような曲です」。収録曲の「この宇宙の片隅で」を作詞・プロデュースしたφMIこと登坂広臣(35)は「バラード曲。今年1年はそれぞれの活動をしながら、きっとそれぞれの場所でまた活動することを願ってたと思うので、そういった曲を作らせていただきました」と明かした。

さらに年明けには、20年に行った配信ライブ「LIVE×ONLINE」をスペシャルリミックスした映画「RISING SOUND」(二宮“NINO”大輔監督、来年1月6日先行公開)の公開も決まった。初のライブフィルムで、岩田剛典(33)は「幸先良いスタートになると思います。ちょうど2年前の10周年当日のオンラインライブもスペシャルな思い出になりましたが、まだDVDになっていなくて、ファンの皆さんから熱い声もいただいてました。360度の音響と映像美でお届けできるのはうれしく思っています」。

小林直己(38)は「最前席以上を楽しめると思います!」。ELLY(35)も「映像を使ったり、試行錯誤しながらやりました。前代未聞の作品です!」。山下健二郎(37)も「いまだかつてない、新しいエンターテインメントが待ってます。映画館出る頃には、新しい感覚になるはずです!」と猛アピールした。

NAOTOは「今日から13年目に入りますが、僕らを待ってくれているMATE(三代目ファンの総称)の皆さんとともに、10周年を区切りにして、また新たな歴史をつくっていきたいです。10周年ツアーでも『また会いましょう』と約束したので、約束の地で、またお会いできることを楽しみにしております」と呼びかけた。

この日発表されたツアー日程は次の通り。

◆来年2月18~19日 静岡・エコパアリーナ

◆同3月7~8日 マリンメッセ福岡

◆同3月16、18~19日 横浜アリーナ

◆同4月12~13日 大阪城ホール

◆同4月22~23日 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ

◆同5月20~21日 三重県営サンアリーナ

◆同5月27~28日 青森・盛運輸アリーナ