お笑いコンビ、ティモンディの高岸宏行(30)が4日、東京・八重洲ブックセンターで来年のカレンダー「【日めくり】毎日『やればできる!』ティモンデイ高岸の魔法の愛ことば」の発売記念イベントを行った。

“人を元気にする応援芸人”の高岸は「地球上の皆さんを応援しようという気持ちを乗せて、出版しました。少しでも前向きに、少しでも夢になるような言葉を載せました。日めくりで僕自身も元気をもらっていたので“応援業”として夢がかないました」と笑顔を見せた。

先月初めに新型コロナウイルスに感染して、イベントが延期になっていたが、体調に関して「全開です。おかげさまで元気100倍です。後遺症もゼロです」と話した。

日めくりに載せた言葉については「常日ごろから、どうやって相手を鼓舞しようか考えています。31ワード、心こめたものが出せた。地球上の全員に届いてほしいです! 地球上の全生命体に。全世代、全人類、日本語が分かる方には。英語版もいつかやりたい。新しい夢ができました」と叫んだ。

日本代表が逆転勝ちして決勝トーナメント進出を決めた、サッカーW杯のスペイン戦について「もちろんキックオフから見させてもらいました。熱い戦い、僕からすれば両方優勝。金メダルです!」。次のクロアチア戦について聞かれると「今まで全チームが優勝、今回も全チームが優勝。ベストを尽くせば、全チーム優勝です」と主張した。

そして「日本中、みんなが応援してますからね。このまま突っ走って優勝だ。やれば出来る!」とエールを送った。

高岸は愛媛県の野球強豪校の済美高、東洋大をへてプロ入りを目指したが、15年に済美の同級生だった前田裕太(30)とティモンディ結成。今年7月に野球の独立リーグBC・栃木に入団。8月にプロ初登板して芸人と野球の“二刀流”が話題に。10月には女優沢井美優(35)と2年半の交際をへて結婚した。

充実した今年を振り返って「みんなの夢と思いがひとつになって、地球上がすごく元気で、地球のスマイルを見られた年でした。自分は毎年新しいチャレンジ、30年間ベストを尽くしてきた。30年連続ベスト記録をたたき出してきました」。BC・栃木入団について「今まで通り、ベスト記録を出せた。いくつからでも遅くないんだよと言うメッセージを届けられた」と振り返った。

沢井については「妻に感謝。今までも支えられてきたけど、名字を変えるとか手続きが大変。本当に頭が上がらない。免許証、口座とか、ひとつひとつにてこずっているみたいですね。そのチャレンジに金メダルを上げたい。来年のお正月は僕は仕事ですが、名前を変えたという大偉業を成し遂げた妻にはゆっくりしてほしい。生まれてくれてありがとう、生きててくれてありがとう! です」と叫んだ。

今年を象徴する漢字については「『夢』です。みんなが夢を持って一生懸命生きた。来年も1人でも多く前向きにしたい。応援人としてエールを届けていきたい」と話した。