俳優山崎賢人が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「アトムの童(こ)」(日曜午後9時)第8話が4日、放送され、平均世帯視聴率が9・6%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・7%だった。

第1話は8・9%、第2話は10・6%、第3話は9・1%、第4話は10・4%、第5話は9・3%、第6話は9・3%、第7話は8・9%だった。

同作はオリジナル脚本。山崎演じる天才ゲーム開発者の安積那由他が、ゲーム業界で大企業に立ち向かい、成長していく物語。

第8話で、「宮沢ファミリーオフィス」による「SAGAS」の買収問題が浮上する中、那由他(山崎賢人)は、「アトムの童」の技術を取り返すためにも、宿敵・興津(オダギリジョー)のもとでゲーム開発をすることを決めた。

隼人(松下洸平)は1人シアトルへ向かうことを決め、2人の溝は深まり、決別することとなった。

「SAGAS」の経営存続を賭けた株主総会までに、新作ゲームの開発に取り組む那由他だが、期日が迫る中、アイデアが浮かばず行きづまってしまった。

不利な状況を察した興津は、最後の頼みの綱である、ある男(山崎努)の元へ向かった。