歌手の森口博子(54)が12日、“アニメソングの帝王”こと歌手の水木一郎さんを追悼するコメントを所属レコード会社を通じて発表し「アニキは地球の誇り」と功績をしのんだ。

森口は「アニキの存在が大きすぎて、旅立った事が信じられません。プライベートでも、身内の様に可愛がってくれたアニキとの時間や歌声は、自分の存在意義に自信を持たせてくれる、エネルギーと愛に満ちていました」とコメント。「泣いてるときにたまたま、アニキから電話がかかってきて…的確なアドバイスをくれました。たくさんのことを乗り越えてきたアニキの言葉で、気持ちが軽くなった事は一生忘れない瞬間でした」と振り返った。

自身もアニソンを歌う森口は「ブレずにアニソンを届けてくれたアニキは、偉大なパイオニアです。先日、レギュラー番組の『Anison Days』でアニキとコラボした時、『博子のアドバイスおかげで、新しい歌い方が見つけられて、良かった』とうれしそうに話してくれたのに」とBS11番組での共演を回想。「そしてアニキにとっての最後のテレビ出演。一緒にコラボしたあの時のようなステージがまたあると願っていたので、本当に悔しいです」と、水木さんにとって最後の収録となった11月の「第49回歌謡祭」での共演を思い出しながら「生涯現役を貫き通し歌い続けたアニキは地球の誇りです」と追悼した。

ツイッターにも投稿し「一緒にコラボした最後のテレビ出演、生涯現役を貫き通し歌い続けたアニキは世界の誇りです」とつづり、水木さんと共演した時や、プライベートでの食事会の様子の写真なども掲載した。

水木さんは6日、闘病していた肺がんのため亡くなった。74歳だった。