福原遥(24)がヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜午前8時)。ものづくりの町・東大阪と自然豊かな五島列島を舞台に、空に憧れる岩倉舞が夢を追いかける姿を描きます。

 

第13週「向かい風の中で」

 

父・浩太(高橋克典)が救急車で運ばれたという知らせを母・めぐみ(永作博美)から受けた舞(福原遥)は、急ぎ五島を後にし、東大阪へ帰る。浩太は仕事のストレスからの胃潰瘍ということで舞の親友・久留美(山下美月)が勤める病院に入院していた。リーマン・ショックのせいで会社が非常に厳しい状況にあり、その心労で浩太が苦労していることをめぐみから聞かされる舞。兄・悠人(横山裕)も見舞いに訪れるが、悠人はまたしても浩太とぶつかる。幸い浩太の病状は良くなり無事に退院するが…。

 

◆第63回のあらすじ◆

舞が工場を手伝い始めてひと月。浩太は社員たちに経営状態が改善していないことを説明し、皆にコストを下げて利益をどう上げるか知恵を貸してほしいと頼むが、会議室はそれぞれの部署の言い分がぶつかり険悪な雰囲気になる。舞は任されている商品梱包(こんぽう)の仕事を責任感もって行うが、昼休憩に緊張した肩をほぐしていると、事務員の山田(大浦千佳)に嫌みを言われてしまう。