松本潤主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜午後8時)の8日初回の平均世帯視聴率が15・4%(関東地区、速報値)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。前作の大河「鎌倉殿の13人」の初回17・3%から1・9ポイントダウンした。平均個人視聴率は9・6%だった。
数字としては18年「西郷どん」の15・4%と並び、89年「春日局」の14・3%に次ぐ過去2番目に低い数字となった。
初回放送日の8日には、松本、有村架純ら主要キャストが物語の舞台となる静岡県、愛知県を巡る「東海プレミアリレー」を実施。静岡地区で22・7%、名古屋地区で18・4%の高視聴率を記録するなど注目度の高さを示した。
第62作大河ドラマで、松本演じる徳川家康が、個性派ぞろいの家臣団と数々の困難を乗り越えていく姿を描く。脚本は「コンフィデンスマンJP」シリーズなどで知られる古沢良太氏が担当する。
◆近年の大河ドラマの初回平均世帯視聴率◆
22年 鎌倉殿の13人 17・3%
21年 青天を衝け 20・0%
20年 麒麟がくる 19・1%
19年 いだてん~東京オリムピック噺~ 15・5%
18年 西郷どん 15・4%
17年 おんな城主直虎 16・9%
16年 真田丸 19・9%
15年 花燃ゆ 16・7%
14年 軍師官兵衛 18・9%
13年 八重の桜 21・4%
12年 平清盛 17・3%
11年 江・姫たちの戦国 21・7%
(数字は全て関東地区、ビデオリサーチ調べ)