日本生まれで英国を拠点に活躍するシンガー・ソングライターのリナ・サワヤマ(32)が12日、米ビバリーヒルズで開催された英歌手エルトン・ジョンが設立したエイズ基金が主催する毎年恒例のアカデミー賞のパーティーに出演し、パフォーマンスを行った。

同基金は92年から30年間に渡って毎年、アカデミー賞当日に多くのスターが出席して盛大なパーティーを催している。

引退ツアー「フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード」のスケジュールの都合で昨年のパーティーを欠席したジョンは、今年は夫のデイヴィッド・ファーニッシュ氏とともに2年ぶりに参加。米ABCニュースによるとサワヤマはジョンと一緒にステージに登場し、数曲を披露して集まったゲストたちを魅了したという。

今年のパーティーには女優エマ・ワトソンやブルック・シールズら出席し、特別ゲストとして俳優エリック・マコーマックや女優で歌手のMJ・ロドリゲスらも登場していた。ジョンはSNSにサワヤマとのツーショットを投稿し、「この才能あるアーティストと共演するのが待ちきれません。私は長い間、リナの音楽を賞賛しており、親愛なる友人として彼女を数えられることを嬉しく思っています」とつづり、パーティーでの共演を発表していた。

サワヤマはジョンをフィーチャーした「Chosen Family」のスペシャルバージョンをリリースしている。24日に全米公開される俳優キアヌ・リーブス主演の映画「ジョン・ウィック:チャプター4」では女優デビューも果たしており、ハリウッドでも人気に火が付きそうだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)