バイオリニスト益子侑(ましこ・ゆう=36)が21日、新曲「おにおんリング」をリリース、アジア配信デビューを飾った。この日、兵庫・淡路島の野菜の大規模直売所「美菜恋来屋(みなこいこいや)」でお披露目イベントを開催した。

益子は音楽での地方創生を目指す「音楽島 -Music Island-」のプロジェクトマネジャーを務めている。「おにおんリング」は、その拠点となる淡路島の特産物「玉ネギ」をモチーフにして、ひとりユニット「益子侑&デラックス」名義で発売。ラップ調にコラージュされた世界各国の言語による「玉ネギ」がちりばめられているユニークな作品だ。

「古事記」によると、淡路島はイザナギとイザナミの二神が国産みで、最初に生んだ日本の島とされている。益子は「“国産みの島”淡路を世界に発信できて、とてもうれしいです。玉ネギで人の輪を広げます」と話した。

イベントにはパソナグループ代表・南部靖之氏、南あわじ市長・守本憲弘氏、あわじ島農業協同組合代表理事組合長・原口和幸氏、兵庫県淡路県民局局長・藤原祥隆氏が駆けつけた。