テレビ朝日系で22日に放送された「2023ワールドベースボールクラシック 決勝 日本×アメリカ」を日本全国で約5463.9万人(到達人数)だったことが23日、分かった。同番組の平均世帯視聴率は午前8時25分~午後0時8分までの枠で42・4%(関東地区、速報値、ビデオリサーチ調べ)、平均個人視聴率は24・3%だった。

瞬間最高視聴率は世界一に輝いた直後の午前11時43分に世帯視聴率46・0%、個人視聴率26・3%だった。

平日午前の放送もかかわらず、スター軍団米国との対戦に大きな注目が集まった。試合では侍ジャパンが3-2で米国を破り、3年ぶり3度目の世界一に輝いた。1点リードで迎えた9回裏に大谷翔平投手が登板。最後はエンゼルスの同僚、トラウトを空振り三振に仕留めて胴上げ投手となり、大会MVPにも選ばれた。

テレ朝系で16日に放送された準々決勝「日本-イタリア」の平均世帯視聴率は48・0%を記録し、WBCの歴代テレビ中継で史上最高の視聴率を更新している。

視聴人数はアメリカ戦(直前情報や試合終了後のヒーローインタビュー含む中継時間)を放送したテレビ朝日系列24局を対象にした個人全体4歳以上において1分以上番組を"見た"人数をビデオリサーチ社のデータ(全国32地区視聴率・到達率)をもとにテレビ朝日が集計したものだという。