女優藤間爽子(28)がテレビ東京「わたしのヒュッゲ」(金曜午後9時54分)新ナレーターに就任したことが4日、わかった。毎回変わるゲストの「おうち時間」をテーマに自宅での様子や素顔を紹介するミニ番組で、前任の女優門脇麦(30)から引き継ぐ。日本舞踊の紫派藤間流家元、3代目藤間紫としても活動する傍ら、念願の“声”の仕事にも初挑戦。大役への決意を聞いた。
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日本舞踊家と女優の二刀流でまい進してきた藤間が新たな大役をつかんだ。今回は番組開始から約2年務めた門脇の後を継ぐ“2代目”ナレーター。声の仕事にはもともと興味があり「うれしかったです。番組と番組の間でホッと安心できるような時間を届けたい」と喜んだ。
3月下旬の初収録では緊張した様子を見せつつ、予定時間通りキッチリとこなした。「初代の雰囲気を壊してもいけないですし、自分の色も出せるように」と取り組み「映像の仕事の時と同じように、作り込みすぎず自然と体から出てくるものを心がけました」。ナレーターはゲストを自宅で見守る家の精という設定。現場にはディズニーのティンカーベルを意識したという黄緑のニットにベージュのスカート姿で登場し「見えないんですけど、そういうところから。だんだん(家の精として)自然と言葉が入っていくような感覚になりました」と笑った。
おうち時間がテーマの番組だが、自身は“おそと時間”好き。稽古などの合間をぬって舞台や映画、美術館などに足を運んでいる。最近は友人と神奈川県の観光地、箱根で、かまぼこ作り体験を楽しんだといい「地方の仕事の時も暇さえあれば観光に行ってますね」と明かす。広がる知見は仕事にも生きており「しっかり応えて、ジャンルに縛られることなく表現者として何でもやっていきたいです。最近は同世代の方と何かやりたいなという思いもあります」と力を込めた。
初収録後は“3代目”藤間紫の顔へと戻り、新作舞踊の稽古へと向かった。女優としてテレビに出る機会が増えたことで地方の弟子たちからも「爽子に会ってない気がしない」と喜ばれているといい「この番組もみんなに宣伝します」と笑顔。二刀流に声の魅力も加わる。3拍子そろったマルチプレーヤーとして、今後の活躍も誓った。【松尾幸之介】
○…「わたしのヒュッゲ」は21年4月からテレビ東京、テレビ大阪で放送する約5分間のミニ番組で、BSテレ東でも8日遅れの4月15日から土曜午後10時54分でスタートする。ヒュッゲとは「居心地のいい家時間」などを意味するデンマークの言葉。藤間の初回は4月7日で、ゲストは元サッカー日本代表、北沢豪氏が登場する。増田武史プロデューサーは「藤間さん本人も『よく褒められる(笑い)』という個性的な声の魅力を存分にお楽しみいただければ」と期待を込めた。
◆藤間爽子(ふじま・さわこ)1994年(平6)8月3日、東京都生まれ。6歳で歌舞伎座の舞踊会で祖母とともに初舞台を踏む。17年青学大文学部卒業。同年のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出演。18年に「半神」で初舞台。21年の日本テレビ系「ボイス2 110緊急指令室」で連ドラ初レギュラー。以降も22年フジテレビ系ドラマ「silent」、6月公開映画「大名倒産」など話題作への出演が続く。身長154センチ。



