女優波瑠(31)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「わたしのお嫁くん」(水曜午後10時)の第2話が19日に放送され、平均世帯視聴率が6・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが20日、分かった。第1話は6・1%だった。平均個人視聴率3・5%。第1話は3・4%だった。

波瑠は「水10」初主演で、同枠初の女性主人公。大手家電メーカー「ラクーン・エレクトロニクス」で営業部に勤めるOL速見穂香(はやみ・ほのか)を演じる。大手家電メーカーで営業神と呼ばれるほどのエリート社員だが、プライベートでは“汚部屋”で暮らすズボラ人間であるということを隠している。

波瑠と初共演となる俳優高杉真宙(26)は、穂香と“お嫁くん”としてルームシェアをすることになる山本知博(やまもと・ちひろ)を演じる。穂香の同僚で、入社3年目の後輩社員。3人兄弟の末っ子で、個性の強い兄に溺愛されながら育ってきた過去がある。

第2話は、プライベートでは汚部屋ズボラ女子の穂香は“最強の家事力”を持つ後輩社員・知博に「山本くんがお嫁さんに来てくれたらいいのに」と言ってしまう。だが、その行為は立場が上の人間によるパワハラかつセクハラなのではと思い、夢の中でうなされてしまう。

あくる日、穂香は、話があると言ってやってきた知博に、あの言葉はプロポーズのつもりでもなく、一緒に暮らしたら生活が整うと思ってつい出てしまった、と言って謝る。しかし知博は、そんな穂香の言葉をさえぎり、この際ふたりで暮らしたらどうなるのか、お試しで1週間の嫁入りシミュレーションをしてみてはどうか、と提案する。

穂香からその話を打ち明けられた親友の高橋君子(ヒコロヒー)は、独身女の寂しさにつけ込んでだまされているのではないかと心配する。

一方、知博が“山本家伝家の宝刀”の「お出汁(だし)しみしみ肉じゃが」の準備をしていることを知った長兄の正海(竹財輝之助)と次兄の薫(古川雄大)は、愛する弟が誰かの胃袋をつかもうとしているのでは、と勘ぐる。知博は、1週間泊まり込みの研修があると言って誤魔化す。

そんな折、福岡支社で営業成績トップの社員で、穂香とも面識がある古賀一織(中村蒼)が東京本社へ異動してくる。穂香と古賀の親しげな様子を見た知博の取った行動とは。