後攻の囲碁将棋が先攻の超新塾に276-255で勝利し、準決勝進出を決めた。

囲碁将棋は漫才「モノマネがない」で、文田大介(42)と根建太一(42)が交互に高度なひねくれたモノマネで笑いを取り、最後は「アリアナ・グランデ」「長渕剛」で締めた。

文田は「けっこうベストな状態でできた」と語り、勝利が決まったあとは「めちゃくちゃうれしい」と喜びを爆発させた。根建は「優勝目指す!」と意気込んだ。

超新塾は160センチのタイガー福田(47)と180センチのアイクぬわら(36)の座高が一緒というギャグでツカミはOK。後半はアイクぬわら得意の英語中心に組み立てた。

トーク部分では、タイガー福田がアイクぬわらの英語を適当に翻訳する定番トークも披露した。タイガー福田は「この1戦にかけてやっていたので、ネタどうしよう」と語っていたが、力及ばなかった。最後は人文字で「正」を披露して囲碁将棋に対してエールを送った。

大会アンバサダーの松本人志は「他流試合というか。審査難しい。(得点が)割れるかもしれない」と語り、結果が出た後は「笑いの量的には差がなかった。超新塾はこれから仕事増えるんじゃないですか」とフォローした。

準決勝は関西ダービーを制したギャロップと激突する。準々決勝の得点が高かったギャロップが先攻後攻を選べる。もう一方の準決勝はマシンガンズと三四郎が激突する。

◆囲碁将棋(吉本興業 東京 所属)04年4月結成。

文田大介(ふみた・だいすけ)1980年(昭55)6月20日生まれ、神奈川・茅ケ崎市出身。42歳。主にボケ担当、立ち位置は向かって左。

根建太一(ねだて・たいち)1981年(昭56)3月23日生まれ、神奈川・横浜市出身。42歳。主にツッコミ担当、立ち位置は向かって右。