女優波瑠(31)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「わたしのお嫁くん」(水曜午後10時)の第8話が5月31日に放送され、平均世帯視聴率が5・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが1日、分かった。第1話から6・1%、6・4%、6・8%、5・6%、5・0%、5・5%、5・3%だった。平均個人視聴率は3・1%。第1話から3・4%、3・5%、3・8%、3・1%、2・8%、3・0%、3・0%だった。

波瑠は「水10」初主演で、同枠初の女性主人公。大手家電メーカー「ラクーン・エレクトロニクス」で営業部に勤めるOL速見穂香(はやみ・ほのか)を演じる。大手家電メーカーで営業神と呼ばれるほどのエリート社員だが、プライベートでは“汚部屋”で暮らすズボラ人間であるということを隠していた。

波瑠と初共演となる俳優高杉真宙(26)は、穂香と“お嫁くん”としてルームシェアをすることになる山本知博(やまもと・ちひろ)を演じる。穂香の同僚で、入社3年目の後輩社員。3人兄弟の末っ子で、個性の強い兄に溺愛されながら育ってきた過去がある。

第8話では、穂香と知博が同居するマンションに、福岡出張から戻った古賀一織(中村蒼)が訪ねてきた。そこで速見は、二日酔いだという古賀に、山本が速見のために作ってくれたおかゆを勧めた。食べたいという古賀を快く受け入れると、ゴミを出しに行く知博。そのとき、マンションに思わぬ人物が現れた。穂香の父母、健一(宇梶剛士)と良子(富田靖子)だった。

健一たちは、古賀のことを娘の交際相手だと勘違いし、大喜びする。すかさず古賀の写真を撮りまくり、親戚中に送ってしまう良子。すると、穂香のことを心配していた親戚連中から、続々と「おめでとう」メッセージが送られてくる状況に。

穂香は、慌ててそれを否定し、ゴミ出しから戻ってきた知博を健一たちに紹介する。だが、親戚にも古賀ではなく知博が恋人だと訂正してほしい、と頼むと「それはちょっと難しい」と言い出す健一。祖母の勝子(茅島成美)が古賀との交際を大喜びし、すでに会う日取りまで決めてしまったというのだ。実は古賀は、去年死別した勝子の夫の若い頃にそっくりなのだという。送られてきた動画で、久しぶりに元気を取り戻した勝子の姿を見た健一たちは、1日だけでいいから彼氏役を演じてほしい、と古賀に頼み込む。