6月10日に放送されるBS日テレの「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!」(土曜午後9時)では、歌手でタレントのアグネス・チャン(67)をゲストに迎える。

“香港から来た妖精”のキャッチフレーズで来日したアグネスも、昨年で来日50年。留学時代に初めて手に入れた愛車での思い出や、国内外での運転事情の違いまで、国際派ならではのエピソードを明かす。あの世界的スーパースターと対面した逸話も披露し、MCのおぎやはぎも大喜び。

父の叱咤(しった)激励受けてカナダ留学した。ボランティア活動で歌っていたところをスカウトされ、香港で15歳の時にデビュー。17歳で来日し、デビューシングル「ひなげしの花」が大ヒットし、またたく間にスターの仲間入りを果たした。だが、実はデビュー曲をめぐり、とんでもない勘違いが20年もたった後に発覚したという。大物歌手に指摘された間違いを赤面告白する。

アイドル的な人気を博したアグネスだが、日本での芸能活動も多忙を極めたある日、カナダへの留学を決意。その決心には、今は亡き父の叱咤(しった)激励があったという。「何ていいことを言うんだろう」と感激した、父の言葉とは。

カナダはクルマ社会。通学のために免許を取り、クルマを購入することになった。「2回落ちたんです」という免許をようやく取得。試験での教官の驚きの一言とは。そして、初愛車とカナダの寒さにまつわるエピソードも明かされる。

2度購入の高級国産車は「一生忘れられない恋」だ。帰国後、日本でタレント活動を再開。45歳で購入した国産の高級車は最高に気に入ったといい、「一生忘れられない恋」とロマンチックな表現で振り返る。2度にわたり買うほど溺愛した愛車との再会は、果たしてかなうのか。そして、ところどころに天然な言動が見え隠れするアグネスに、矢作兼もツッコミに大忙し。

30歳で当時のマネジャー男性と結婚。翌年には第1子が生まれ、アグネスはママに。ところが、仕事場に赤ちゃんを連れて行ったところ、大論争が勃発。男女平等にはほど遠く、子育てをめぐる当時の息苦しさを象徴する“アグネス論争”を振り返る。

歌手に、タレントに、日本ユニセフ協会の初代大使にと、あふれるタレント力と知性から、幅広く活動してきたアグネスは家を空けることが多かったが、それでも、3人の息子たちが寂しがらないように、留守中も楽しませる工夫もあった。母と子のほっこりエピソードを振り返る。アグネスのあふれる愛を受けて育った息子たちはみな、自分も学んだ米国の超名門大学へ。目からウロコの子育てアドバイスに、第2子が誕生したばかりの矢作も、思わずうなりながら聞き入った。