米歌手ブリトニー・スピアーズ(41)に、覚せい剤使用疑惑が浮上して物議を醸している。

英デイリー・メール紙が、スピアーズと2004年から07年にかけて婚姻関係にあった元夫ケビン・フェダーライン氏の話として覚せい剤を使用している疑惑を報じた。また、英サン紙もフェダーライン氏が元妻を助けようとしたが失敗したと伝えているが、当事者2人は報道を否定している。

デイリー・メール紙は、「覚せい剤を使用しているのではないかと心配している。誰かがそれを公表し、彼女が目を覚ましてくれることを祈っている。恐ろしい。彼女は私の息子たちの母親なのだから」と話すフェダーライン氏のインタビューも掲載しているが、同氏は「捏造(ねつぞう)」だと反論するコメントをSNSに投稿した。

スピアーズは報道を受け「人々が真実ではないことを主張しているという事実はとても悲しい」「心が張り裂けそう。報道が私をいじめているように感じる」などとインスタグラムにコメントを出し、フェダーライン氏や息子たちがそんな告発をしていないと願っていると心境をつづっている。一方のフェダーライン氏も「うそや未成年者を搾取しようとする試みはクリックベイト(ネット上の虚偽や閲覧数を増やすため扇動なタイトルをつけること)であり、今日のある種のジャーナリズムの衰えを示すものだ」と両紙を批判。さまざまな理由から信頼していた記者に裏切られて3月に関係を絶ち切っていたと述べ、報道は捏造されたものだと全面否定している。

スピアーズは07年に突然頭を丸刈りにするなど奇行が目立ち、薬物依存でリハビリ施設に入所した過去がある。メンタルヘルスの問題を理由に13年間にわたって適用された実父による成年後継人制度が、21年11月に解除されて自由の身となり、俳優サム・アスガリと再婚もしている。フェダーライン氏との間には17歳と16歳の息子が2人いるが、母親に会うことを拒んでいるとの報道もあり、父と息子は近々ハワイに移住することなども伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)