Sexy Zone菊池風磨(28)主演のカンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「ウソ婚」(火曜午後11時)の第7話が22日に放送され、平均世帯視聴率が3・4%(関東地区速報値)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から2・9%、3・0%、3・2%、2・3%、2・7%、2・9%だった。平均個人視聴率は1・9%で、第1話から1・5%、1・7%、1・7%、1・2%、1・4%、1・6%だった。

同局系初主演の菊池はモテまくるドSの設計事務所社長の夏目匠を演じる。社長として自ら立ち上げた「夏目設計」を経営する一方で、1級建築士としてさまざまな有名建築物を手がけている敏腕な男だ。容姿端麗、クールな性格で自分の欲望に忠実、料理の腕もプロ級で、都内のタワーマンションに1人で住んでいる。ヒロイン千堂八重を演じる元欅坂46長濱ねる(24)との共演は初となる。

長濱は今回が連続ドラマのヒロイン初挑戦。八重は匠の幼なじみでカフェ店員として働き、都内で友人とルームシェアをしている平凡な派遣女子。ある日、働いているカフェを辞めることになり、ルームシェアしていた友人が突然結婚して家賃が払えなくなり、さらに付き合っていた彼氏とも別れるというどん底に陥る。

原作は時名きうい氏による同名少女漫画でシリーズ累計450万部突破。今作が放送されている火曜午後11時開始の30分枠は、カンテレが「火ドラ★イレブン」と名付け、今年4月から新設された。

▼第7話あらすじ

匠が設計したグランピングリゾートを訪れた八重は、この日泊まる豪華なコテージに感激するも、初めて夫婦同室で一夜を過ごすとあって、どこかぎこちない。その緊張は匠にも伝わり、八重の心中を察した匠は平静を装いながらも、なかなか縮まらない八重との距離にやきもきする。

その頃レミ(トリンドル玲奈)は、匠や、匠の部下たちが八重をチヤホヤすることにいら立ちを募らせていた。かつて親の七光と言われ、幾度となく悔しい思いをしてきたレミは唯一、自分を色眼鏡で見ない匠に特別な思いを抱き、匠が誰と付き合おうと、公私ともに最良パートナーは自分だと自負してきた。そんな匠が、自分とは正反対のタイプの八重を妻に選び、今まで見たことのない優しいまなざしを向けている。そのことにレミは我慢ができなくなった。

その晩、コテージに戻った匠は、グランピングリゾート最大のこだわりともいえる、ある仕掛けを八重に見せる。さらに、半年後のクリスマスイブにもう一度来たいと八重を誘うが、その頃にはウソ婚の契約期間が終わり、2人は元の幼なじみに戻っているはず。そのことに気付いた八重が戸惑っていると、レミから電話がかかってくる。部屋のシャワーが出なくて困っているといい、匠がレミの部屋に向かう。