女優森七菜(22)と俳優間宮祥太朗(30)がダブル主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ「真夏のシンデレラ」(月曜午後9時)の第9話が4日に放送され、平均世帯視聴率が5・7%(関東地区速報値)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から6・9%、5・4%、5・5%、5・4%、5・2%、5・4%、5・8%、4・7%。平均個人視聴率は3・3%。第1話から4・0%、3・2%、3・3%、3・2%、3・0%、3・2%、3・5%、2・7%だった。

森、間宮はともに「月9」初主演で、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、GENERATIONS白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司もレギュラー出演。森が演じる蒼井夏海は男勝りの“サバサバガール”。スタンドアップパドルボードのインストラクターを務める。間宮は一流大学を卒業し、大手建築会社勤務の優しすぎる好青年、水島健人を演じる。

今作は真夏の海を舞台に、男女8人の恋の行方が交錯する王道の恋愛群像劇。同局看板枠「月9」では「好きな人がいること」(16年7月期)以来、7年ぶりのラブストーリーとなる。脚本は完全オリジナルで、昨年に同局の「ヤングシナリオ大賞」を受賞した市東さやか氏が務める。

▼第9話あらすじ

夏の間、働き詰めだった夏海は、父・亮(山口智充)のはからいで遅い夏休みをもらう。だが、いざ休みをもらっても、夏海は何をすればいいのかすらわからない。それを知った匠(神尾楓珠)は、好きに過ごせばいいと助言する。その際、夏海は、最近気に入っているアーティストのライブがあることを知る。しかしチケットはすでに売り切れだった。

健人は、同僚の皐月(山崎紘菜)から、休日は何をしているのかと尋ねられる。「読書したり、散歩したりかな」と返す健人に、皐月は「夏海ちゃんと出かければいいのに」と告げる。

愛梨(吉川愛)は、修(萩原利久)と交際を始めたものの、彼が毎晩電話してくることに少しだけ困惑していた。今までの彼氏と真逆のパターンだ、と愛梨は夏海にこぼす。一方、守(白濱亜嵐)もそんな修の行動を気にして「愛梨ちゃんも同じ考えとは限らない」と助言する。しかし修は「守に言われた通り、自分の気持ちを正直に伝えるという基本ルールは守っているから大丈夫」と反論する。

そんな折「Kohola」にやってきた匠は、スマートフォンで夏海が行きたがっていたライブのことを調べていた。事情を知った海斗(大西利空)は、健人に聞いてみたらどうかとアドバイスする。海斗から健人の連絡先を教えてもらった匠は、健人に電話する。