俳優山田孝之(39)が16日、京都府南丹市内で行われた竹野内豊とのダブル主演映画「唄う六人の女」(石橋義正監督、10月27日公開)のプレミア先行上映会のトークショーに出席した。

美しい村に偶然迷い込んでしまった正反対の性格の男2人が、村に住む美しくも奇妙な6人の女たちに翻弄(ほんろう)されていく物語。山田は「この人にはなりたくない」という開発業者の下請けの宇和島を演じた。撮影に入る前は「憂鬱(ゆううつ)になった」というほどの、嫌な性格の人物だったが「人間の醜い部分を際立たせた」と演じきった。

撮影は京都府南丹市美山町の原生的な自然が残る、芦生(あしう)の森などで行われた。この日の上映会は森に囲まれた「るり渓高原」の野外特設会場で実施された。

「オー!マイキー」シリーズで知られる映像作家・石橋義正が監督を務めた。奇妙な6人の女たちは劇中では声を発しない。石橋監督は「声を発しないほうが強いメッセージを伝えることができるのではないかと思った」と話した。