趣里が主人公鈴子を演じるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(月~土曜)の2日に放送された初回の平均世帯視聴率が16・5%(関東地区)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・4%だった。

109作目の朝ドラで、趣里が戦後の大スターで「ブギの女王」笠置シヅ子さんをモデルにした主人公鈴子を演じる。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘が大阪・道頓堀にできた少女歌劇団へ。戦争の苦難を乗り越え、スターへと駆け上る姿を描くオリジナル作品。

主題歌の「ハッピー☆ブギ」は、ドラマの音楽担当でもある服部隆之氏が作詞・作曲。EGO-WRAPPIN’のボーカル・中納良恵、シンガー・ソングライターのさかいゆうと、趣里が歌唱。語りは「朝ドラ送り」で人気を集めた高瀬耕造アナウンサーが務める。

あらすじは、大正15年、大阪・福島にある銭湯の看板娘・花田鈴子(澤井梨丘)は、いつも父梅吉(柳葉敏郎)、母ツヤ(水川あさみ)、そして個性豊かな常連客の前で歌を披露している。ある日、鈴子は親友のタイ子(清水胡桃)から好きな人はいないのかと聞かれ…。母ツヤに父梅吉のどこが好きになったのかを聞く。