ジャニーズ事務所は、ジャニー喜多川元社長(19年死去)の性加害問題を受け、17日に社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更する。

ジャニーズ事務所として「最後の日」となる16日、同事務所関連ワードがネット上でトレンド入りする現象が起きている。

X(旧ツイッター)ではこの日午前、「#ジャニーズ事務所ありがとう」というワードが国内トレンド1位に。「ジャニーズ最後の日」も5位以内に入るなどした。両ワードは世界トレンドでも上位になっている。

ジャニーズ事務所をめぐっては、所属タレントグッズを販売するジャニーズショップが16日に営業を終了する。都内本社ビルの社名ロゴは5日に外され、番組名やファンクラブなどの名称から「ジャニーズ」を外す動きが進んでいる。

同事務所は今月2日の会見で、被害者救済委員会による聞き取りを実施していることや、来月から被害者補償などを行っていくことを発表。マネジメントや育成業務から完全に撤退し、被害者補償が終わり次第、廃業する。

また東山紀之が社長、井ノ原快彦が副社長を務める新エージェント会社を設立し、タレントがそれぞれ契約を結ぶ形態になることなども発表された。同社の社名はファンクラブでの公募で決めていく方針。