二階堂ふみ(29)が初の助演女優賞を受賞した。27日に日刊スポーツ公式YouTubeチャンネルでプレミア配信された特別番組内で発表された。

16年に神奈川・相模原市の障がい者施設で起きた事件をモチーフにした「月」(石井裕也監督)で、作家を目指す障がい者施設職員役。主演の宮沢りえが演じる元有名作家が施設職員として現れたことや、日常の介護作業、事件の発生などを通じて揺れ動く心境を、巧みに演じた。

▽二階堂ふみコメント

このたびは助演女優賞をいただきまして、本当にありがとうございます。この作品は本当に多くのことを考えさせられ、そして現場でもいろんなことを感じる現場でした。自身が当事者であるという意識をもって、さまざまな問題を見ていくことが、この社会に生きる一人の人間として必要なことだと、すごく感じましたし、このような作品を作ることによって、多くのことをいろんな方々に知っていただける、そんなものになったんじゃないかな、と思いました。石井(裕也)監督、そして、この作品を背負って真ん中に立ち続けてくださった(宮沢)りえさん、磯村(勇斗)君、オダギリジョーさん、全てのスタッフの方々に感謝と、この作品でご一緒できたことを本当に誇りに思います。この度は、ありがとうございました。

◆二階堂(にかいどう)ふみ 1994年(平6)9月21日、沖縄県生まれ。09年「ガマの油」でスクリーンデビュー。直近も映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」が公開中、24年1月期TBSドラマ「Eye Love You」で主演。血液型O。

◆月 元有名作家の堂島洋子(宮沢りえ)は、夫昌平(オダギリジョー)と二人暮らしする中、重度障害者施設で働き始めた。絵が好きなさとくん(磯村勇斗)作家を目指す陽子(二階堂ふみ)ら同僚と出会うが、他の職員による入所者への暴力を目の当たりにする。