昨年12月27日にステージ4の膵臓(すいぞう)がんであることを公表した、経済アナリスト森永卓郎氏(66)が8日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)に生出演した。

パーソナリティーの生島ヒロシ(73)の呼びかけに「おはようございま~す。元気なんですよ」と病院から電話で登場。病状について「昨年の12月27日に一気に挽回を図ろうとして、抗がん剤を打ったんです。でも薬って相性があって、最悪の相性だったんです。急激に体調が悪化して、29日には『このまま死ぬだろうな』という状態でした。その後、薬を抜いてタンパク質を取って小康状態を保ってました」と報告した。

そして「昨日、新しい薬を試したら相性が良くて、地獄から天国。体が起こせなかったのが普通に起こせてるし、しゃべるのも難しかったけど普通にしゃべれてる」と病状が好転したと話した。

生島が「病状を公表して、仕事を続けるって発表したのが好評です」と言うと、森永氏は「ダメ、ダメ、ダメ~っていう、後ろ向きの気持ちが悪い。何か希望があるといい。今、絶好調です」。生島が「善行の皆さんが、森永さんの病状の推移に注目しています」と言うと、森永氏は「ほとんど歩けなかったけど、この放送の後に病院を歩き回ってリハビリを開始します」。生島が「ファイト!」と声をかけると、森永氏も「ファイト!」と応じた。

そして、能登半島地震にたいする岸田政権の対応について、森永氏は「ひどい状態なのに、今回も遅い、セコい、渋ちん」と辛口批判。「来年度予算の予備費から5000億円しか出さないなんて、あまりにせこい。自民党は追い詰められているんだから、派閥の何億という裏金を全部寄付しますと言ったら拍手しますよ」と話した。

岸田首相の会見についても「一番ビックリしたのは憲法改正のことを聞かれて、自分の内閣のうちに何が何でも実現したい、と言っている。今、やるべきことなんですか」と指摘した。

今年から始まる個人の資産形成を応援する税制優遇制度「新NISA」については「私は、今は始める時期じゃないと思う。今は株式が高い。来年あたり、始めるかも知れない。中高年の方は余裕資金でやらなけりゃいけない。老後資金を解かしたら大変。自分ががんになって分かったけど、医療もお金がかかる。ある程度はお金がないと大変。世界中に大きなリクエストがまん延している」と軽症を鳴らした。

生島が「笑顔で『絶好調です』と戻ってくるのを待ってます」とエールを送ると、森永氏は「絶好調!」と答えた。そして互いに「イエーッ!」と声をあげた。