歌舞伎俳優中村勘九郎(42)、中村七之助(40)が11日、全国巡業公演(3月から)の取材会を都内で行った。父中村勘三郎さんの十三回忌追善公演。

中村屋一門の巡業として今年で20年目を迎えた。3月からの「陽春歌舞伎特別公演2024」では、「舞鶴雪月花」など、4月の「春暁歌舞伎特別公演2024」では「舞鶴五條橋」などを演じる。勘九郎は「中村屋にゆかりのある演目を選んだ」とし、「生で初めて歌舞伎をご覧になる方も多いと思うので、心に残るものを」と自信をみせた。

前年に続いて参加する長男中村勘太郎(12)、次男中村長三郎(10)にも期待を寄せ、「祖父、父が受け継いできたものが、脈々とつながっていってくれればうれしい」。

2人の成長も実感している。勘三郎さんに似ているところを聞かれると、「勘太郎は、目が父と似ている。にらむ芝居の時、父の目をする。あの目はなかなかできない。すげえなと」。長三郎については「まじめなところが父と似ている」と話した。

七之助は、巡業公演に向け「これを機に歌舞伎を見て好きになってもらえれば。中村屋だけでなく、劇場に足を運んでいただくことが未来につながる。1歩1歩務めていくのが父からの教えでもあり、心がけています」と話した。