プロアスリートを20年以上指導しているフィジカルトレーナー吉原剛氏が8日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)にVTR出演した。

日本時間6日、ドジャース大谷翔平投手(29)が日本時間6日に行った自主トレーニングを見て順調な仕上がり具合から今シーズンも活躍することを期待した。

大谷のトレーニングの様子を診断した吉原氏は、開口一番「かなりすごいと思います」とべたホメ。また、現在の大谷の筋肉について「良質なお肉という感じです」と太鼓判を押した。

練習前に大谷が上半身、特に大胸筋を引き締めるために黒いシャツ状のものを装着した。これは「デジタルブラジャー」と呼ばれる心拍数を計測する最先端器具。吉原氏は「心拍数が上がっているから、ウオーミングアップの中で動きすぎとか、逆に心拍数が上がらなければ、もう少しハードな動きをやったりするとか」とトレーニングで変化する体の状態に応じて動きの質や量を調整しているという。

そして大谷は何度も短い距離のダッシュを繰り返した。吉原氏は「ただ単にダッシュして走っているのではなくて、本当にあのまんま、陸上競技の選手です、『ああ、そうですか』と言ってもいいくらいのきれいな動きをしています」と感心した。

そしてダッシュの両足の送り出しについて「ボールが弾むように地面と足がくっついている時間短ければ短いほどエネルギーが強く出て跳ねて走れるようなスタイルになる」として「非常にエネルギーを効率的に地面に伝えてスムーズに重心移動する動きですね」と体の大きさを利した俊足であると話した。

その場で何度も足にバネ細工が施されているようにジャンプする姿を見て「人間ってどうしても足の小指側に重心が乗りやすくなるんですよ」と一般論を語り「彼(大谷)の場合は足の親指の付け根のラインでちゃんと接地しているので、けがのリスクも非常に減りますし、エネルギーも有効に使える動きです」と話した。

9日から始まるキャンプに向けた総合的な仕上がりについて「100%に近い状態でやっているように見受けられるんですよね。体のキレもそうですし、上半身、下半身の連動性だったりとか、その動きは細部に渡ってコントロールされてかなり仕上げているような印象です」と語った。