社会学者の古市憲寿氏が9日までにX(旧ツイッター)を更新。日本テレビ系連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作改変を訴えた後に亡くなった漫画家・芦原妃名子さんをめぐり、同ドラマの脚本を担当した相沢友子氏や、芦原さんの原作漫画を連載していた小学館「姉系プチコミック」編集者らのコメントに思いをつづった。

古市氏は「小学館第一コミック局と脚本家の方のコメントを読みました」と書き出し、「疑問に思ったのは、2023年10月10日発売の最新刊を脚本家を含め、ドラマスタッフは読まなかったのかということ」と言及。芦原さんが原作のドラマ化に関する日本テレビ側とのやり取り等については、放送前に発売された「セクシー田中さん」第7巻冒頭に掲載されたメッセージでも明らかにされていた。

しかし相沢氏が自身のインスタグラムで「芦原先生がブログに書かれていた経緯は、私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました」とつづっていたことに、古市氏は「『初めて聞くことばかり』というのは、あんまりじゃないか、と。え、書いてあったけど。脚本家の方を責めたいわけじゃなくて(OA直前の忙しい時期でしょうから)ドラマスタッフの誰かが共有することもできなかったのか」と疑問を呈し、「残された情報から推察するに、芦原妃名子さんは誰もを責めたくないという思いがあった方でしょうから、誰かを血祭りにあげるのではなくて、もう誰も傷つかないで済むように、エンタテインメントの世界が前に進んでいけばいいと思っています」とつづった。

また、続くポストでは「なんだかやるせないね。いかなるときも必ず原作通りに映像化すべきだとは言わないけれど(うまくいっている例はたくさんあるから)、単行本も読んでなかったのかもと思うと、力が抜ける」と吐露した。