第19回大阪アジアン映画祭が1日、大阪市内で開幕し、インディ・フォーラム部門に選出された研ナオコ(70)、中尾有伽(27)がダブル主演する映画「うぉっしゅ」(岡崎育之介監督)が世界プレミア上映された。シネ・リーブル梅田での上映後、2人は舞台あいさつに登壇した。

ソープ嬢として働く孫(中尾)が、認知症になった祖母(研)を介護する物語。

8年ぶりの主演の研は「介護、認知症は人ごとではないじゃないですか」と話すと、司会者が「う~ん」と同意すると、研は「うんって」と突っ込みを入れると、会場は笑いに包まれた。小学校のときに祖母の介護をしていたという研は「介護してくれる人がいることはありがたい」としみじみと話した。

故永六輔さんの孫の岡崎監督を“育ちゃん”と呼ぶ研は「重い話だけど、明るく明るく作ってくれている。やるじゃん、育ちゃん!」とエールを送った。

世界プレミアを客席で鑑賞した研は「自分で出ているのに泣きそうになっちゃった」と感想を語った。「うぉっしゅ」は近日中に公開日が発表される。

同映画祭は、アジアの24カ国・地域からアジア映画の最新作を10日まで大阪市内の映画館などで上映する。