ミュージシャンGACKTが15日、X(旧ツイッター)を更新。ライブにおける進行妨害行為への対応について、自身の思いをつづった。 GACKTの公式サイトは18日、17日の大阪公演において「ライブの進行を妨害する行為が見受けられました。公演中にライブの進行を妨げ、且つ不適切な発言をされるお客様がいらっしゃいました。それにより不愉快な思いをされたことと存じ、ご来場されていた全てのお客様へコンサート主催者よりお詫び申し上げます。この様な事態は大変遺憾であり、今後厳粛に対応をさせて頂きます」と報告した。
そして再発防止に関し「進行を妨げる迷惑行為、発言が見られるお客様にはお声がけをさせて頂き、改善が見られないと判断した場合、返金なしの即時退場、今後のGACKTのライブ・イベントへの一切の立ち入りを禁止、警察へ通報をいたします。GACKTのライブへ足を運んで下さる全ての方へ充分に楽しんで頂ける様、再発防止につとめます」などとつづり、ライブ会場における具体的なマナーについてもあらためて記していた。
GACKTはXに20日、このライブにおいて、1人の女性客から続いた妨害的大声に対し、終始穏やかに対応したことが称賛されたことなどを報じた一部メディアの記事を添付。「今回のボクの対応はなにも『性格が丸くなったから』じゃないんだよ。30年もライブをやってれば、見にきたファンの精神状態が察知・判断できるようになる。今回もその子の声色を聞いた時に、『正常ではない、むしろ何かをやらかす可能性が高い』と判断した。『何か刃物などを持っていて逆上したら?』『周りのファンが傷つけられたりしたら?』 そんな考えが頭を巡った。そうなればツアー中止どころかエンターテイメント業界への大きな悪影響になる。だからこそ、スタッフが対応するまでの時間、その子を落ち着かせることを最優先し、場の雰囲気を壊さない様に笑いに変えたりとやっていた。まあ、制作・ライブスタッフの対応が遅れたのは残念な話だが。。。」と自身の対応を振り返った。
そして「後日談だが、自傷行為のアザだらけのその子は他のライブイベントでも大きな問題を起こし警察沙汰になっていた。ライブ会場にあれだけの人が集まれば、おかしな人ってのは少なからず紛れ込む。ボクは大きな事故が起きないとタカを括ったライブ運営は制作者の危機感の無さ、怠慢からくる驕りにしか過ぎないと思う。そもそも日本のライブ会場のほぼ99%はセキュリティチェックなどない。海外とは危機感の意識レベルが違う。みんなが安心して楽しめる様にエンターテイメントに関わる人たちは最悪の事態を常に想定し、瞬時に対応できるマニュアルを共有すべき。また、1つの事故が業界全体の大きな損失にならない様に情報も共有すべきだというのがボクが思うところ。平和ボケした日本のイベント制作サイドの危機感の低さが、このままだと大きな事故を招んじゃないかという懸念を一番感じた」とし、「見に来る人たちが安心して楽しむためには、制作サイドの危機感の持ち方を見直す必要があるんじゃないのかな。見に来る人たちの意識の持ち様も当然のことなのだが、そんなことは言うまでもないことだろう」と続けた。
この投稿に対し「プロの仕事だと思います」「リスクヘッジを意識して最善の方法を取られたGACKTさん、凄いと思います!」「素晴らしい対応でしたね。人間としても尊敬します」などと称賛の声が相次いでいる。



