タレントの藤田ニコル(26)が7日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に出演。自民党が4日の党紀委員会で、派閥政治資金パーティー裏金事件に関係した議員ら39人の処分を決定したことについて言及した。

「処分の基準がよく分かりません! 萩生田さんを守りたいの?」とテロップで疑問を呈した。

藤田は「(処分の分かれ目となった)500万以上も500万円以下も全部駄目というか。私たちは1円もチェックされるじゃないですか。むかつく」と語った。さらに萩生田氏は1年間の「党の役職停止」処分を受けた。「萩生田さんに関しては、2728万円? 桁が全然違いすぎて。なのに(処分が)軽いっていうのは、守りたいのか。また何か裏があるのか。余計不信感」と続けた。

藤田の疑問に対し、TBS報道局政治部長の後藤俊広氏は「妥協の産物」とバッサリ切り捨てた。続けて「岸田総理としては、明確なケジメ、厳しい処分を下したんだよっていうのを見せたい。岸田さんは今後、解散総選挙、自民党の総裁選を乗り切らないといけない。戦略を見据えた上でのことなんですけど、ですから厳しい処分という意味では、(安倍派)派閥の座長でもある塩谷さんですよね、世耕さんが厳しいんですけど」と説明した。

さらに「(藤田の)疑問にあった、なぜ萩生田さんなのか。金額が他の幹部より比べて突出しています。それが不均衡ではないかと。今後、安倍派はなくなってもグループの中心になるのは恐らく、萩生田さんであろうっていう思惑を見通しての判断だったといえます」とした。

安倍派の衆参両院トップの立場にいた塩谷立座長(74)と世耕弘成前参院幹事長(61)に、離党勧告を突きつけた。一方で、当時の会計責任者が立件された岸田派の会長を務めた岸田文雄首相や、次期衆院選不出馬表明の二階俊博元幹事長はおとがめなしとなった。