タレント明石家さんま(70)が29日、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜午後10時)に出演。フジテレビのクリスマス名物「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」(通称明石家サンタ)の放送が見送られたことに触れた。
90年開始の同番組はフジテレビのクリスマスの風物詩的な特番。さんまと元同局アナウンサーの八木亜希子がMCを務め、一般視聴者からの不幸な電話をもらう仕組み。さんまと八木が軽快なやりとりを披露し、不幸電話の内容が合格だった場合、クリスマス同様にプレゼントがもらえる。
さんまは「もうとっくに決まってたんやけども、この間発表されたんか。言ってたやろ? 俺、これ。ここで」と、とっくに発表していたかのような反応。共演の村上ショージらから「なくなりそうとは言っていたが、なくなったとは言っていない」と指摘されると、「フジテレビさんの諸事情でできないということで、バラエティー班としては枠を残したいとの判断で向上委員会でつなぐ」と説明。同時間の24日深夜0時25分から「さんまのお笑い向上委員会クリスマス生放送SP」が放送される。
いとうあさこが楽屋に来て「なぜないんですか」と詰め寄るなど反響は大きく、「明石家サンタがないのがニュースになったり、周りからいろいろ言われるとは、これほどだとは夢にも思っていなかったんですよ。今年はしゃないか、ないかで終わると思っていたら、ニュースになってみんなから『寂しい、寂しい』『何でやらないんですか、やってくださいよ』ってまだ言うてる人もいるくらい。1人でクリスマス過ごしている人が同じ不幸な人の話を聞いてゲラゲラ笑って」と長寿番組の重みを実感したという。
来年は放送できるかどうかについては「不幸な話を聞くって、それをフジテレビでやるって、見る方が『え? え?』ってなるんじゃないかっていう危機感と、やったらやったでフジテレビさんがたたかれたりする状態。今の世の中はね」と世間の反応も気になる様子。ショージが「よその局に持って行くったって、よその局かっていろいろあるからね」と同調すると、「どこがええねん、今。教えてくれ」と頭を悩ませた。
一方で「ただ実は、吉本がファニーチャンネルってやってるから、もし可能であれば、ここで受け皿としてできますよとは。今年はできませんでしたけど、来年からやろうと思えばできるんですよ」とネット配信の道があることを示唆。「1100円、ちょっと高いんで」と料金設定に不満は示しつつも、「『ダウンタウン+(プラス)』とかやってんのが、『さんちゃん-(マイナス)』とかいうのを作れば、そこで。やろうと思えばできるんですけど」と提案した。
民放では表現上のさまざまな規制もあることから、「ファニーチャンネルはもうちょっとそれを飛び越えられるからというのがあって。それをやるかも」と興味を示したが、「俺はネットをやらないと決めてるので、その辺のジレンマなんですけれども。『テレビの敵や』って言い続けてきた男なんで、それが向こうに行ってしまうと、俺のファンはどういう気持ちになるのか。ファンは何でもええから見たいと言ってくれるとは思うねんけどな」と言行不一致になることを気にかけていた。



