反トランプ派として知られる米人気司会者ジミー・キンメル(58)が、4日に米サンタモニカで開催された第31回クリティックス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)の授賞式で天敵トランプ米大統領に皮肉を込めて感謝の言葉を送った。
約500人の映画やテレビの批評家、ジャーナリストらが加盟する放送映画批評家協会が主催する同賞で、ABCテレビの「ジミー・キンメル・ライブ!」がテレビ部門のトーク番組賞を受賞。保守系活動家チャーリー・カークさんの射殺事件に関する発言を巡ってトランプ政権による圧力で昨年9月に番組が一時休止に追い込まれたキンメルは、「脚本家、俳優、プロデューサー、組合員の皆さん、この部屋にいる私を支えてくれた多くの皆さんに感謝します」とスピーチ。「この街やこの国の言論の自由を当然のこととして受け止めてはいけない。皆さんの行動は重要です」と述べ、改めて番組復帰を支援してくれた人々に感謝の意を伝えると共に言論の自由の重要性を訴えた。
続けて「彼(トランプ大統領)がいなければ、私たちは今夜手ぶらで家に帰るところでした。大統領、毎日とんでもないことをしてくださってありがとうございます。この数週間もまたすごかったです。明日の夜、それらを番組でネタにするのが待ちきれません」と述べ、新年早々ベネズエラへの軍事作戦を行ったトランプ大統領を痛烈に皮肉った。(千歳香奈子)



