フリーアナウンサーでタレントの楠田枝里子(74)が14日までにインスタグラムを更新。TBS系音楽番組「ザ・ベストテン」の司会や、テレビ朝日系「ニュースステーション」のキャスターを務め、元日に81歳で亡くなったことが13日に発表された元TBSアナウンサー、久米宏(くめ・ひろし)さんを追悼した。

楠田は、久米さんの訃報に触れ、「新年の1月1日という日を選ばれたのも、最後に大好きだったサイダーをぐっと飲み干して逝かれたのも、久米さんらしい旅立ちであったなあ、としみじみ感じ入っています」と書き出した。

日本テレビのアナウンサーだった20代のころにアシスタントを務めた同局系トーク番組「おしゃれ」で、司会を担当した久米さんと共演。「久米さんの仕事を、すぐそばで学ばせていただけたことは、なによりの幸運だったと、感謝するばかりです。そのスピード感、絶妙な間の取り方、鋭い切り込み方、一瞬で場の空気を転換する鼻の鳴らし方、などなど。毎回、鮮やかな話術に感嘆し、ただただ勉強させていただく日々でした」と振り返った。

その後、久米さんが「ニュースステーション」のキャスター就任後にインタビューで、キャスターの姿勢について問われた際に「いえ、ボクは、キャスターじゃありません。司会者です」と答えていたことを受け、「大きな衝撃を受けました。プロの司会者という仕事の奥深さ、フィールドの広さ、途方もない魅力・・・。その後、私も、『司会者』としての仕事を追求したい、と考えるようになったのです」という。

「放送というメディアの中での立ち位置を、私なりに見い出した思いでした。久米さん、ありがとうございました!!」と感謝。「勿論、私など足元にも及びませんが、偉大な先輩として、久米さんはいつまでも頭上に輝いています。『あっ、そう。そんなこと言われたってさ!』と久米さんは、笑い飛ばして、鼻を鳴らしているでしょうけれど」としのんだ。