歌舞伎俳優坂東玉三郎(75)が18日、都内で、5月に熊本県山鹿市の八千代座で行う「坂東玉三郎特別公演」に向けて取材に応じた。
90年に始まった公演は今年で36周年を迎える。玉三郎は、長く続いた理由を問われ「やっぱり人、仲間です。人間とのつながりがないと長く続けられないと思いますね」と話し「食べ物も温泉もいいですけどね」と笑みを見せた。
八千代座は、1910年(明43)に建てられた。70年代に閉館し建物も傷んだ状態だったが、90年に玉三郎が復興公演を行ったことがきっかけで、人気の芝居小屋に復活した。「八千代座が(昨年)35周年で、順調にやりなおしして存在しているということは大変うれしいこと。こういう公演ができるということは喜びです」と語った。
劇場の魅力について、玉三郎は「お客さまとの間隔が近いですし、音響板があるわけではないのに音響がいい。木が響く」などと話した。
「口上」と舞踊「元禄花見踊」「羽衣」を上演する。5月19~23日。



