アフリカのギニア出身のタレント、オスマン・サンコンが77歳の誕生日の11日、東京・ホテルグランドヒル市ケ谷で「オスマン・サンコン喜寿祝バースデーパーティー」を開いた。ビートきよし、渡嘉敷勝男、ケント・ギルバートら約200人が祝福した。

サンコンは、1972年(昭47)に駐日ギニア大使館員として来日。その後、日本でタレント活動を始めてフジテレビ「笑っていいとも」、日本テレビ「元気が出るテレビ!!」、「お笑いウルトラクイズ」などで人気者になった。長年、日本とギニアの親善に尽くしたことから、17年(平29)には旭日双光章を受章している。

妻で歌手の北山みつき(58)と、同じ外国人タレントで日本テレビ系「ズームイン朝」の「ワンポイント英会話のウィッキーさん」として活躍したアントン・ウィッキー(89)と共に会見。そろって「1コン、2コン、サンコ~ン!」とポーズを決めた。

77歳になったサンコンは、89歳になったウィッキーに対して「見えないよ」と笑顔。そして「私は日本にギニア大使館をつくるために来たの。テレビで笑わすためじゃないよ」。北山は「女優もやらせてもらっているけど、最近は最も力を入れてるのがギニアの応援。小学校と日本語学校をギニアに建設しています」と話した。

北山とのなれ初めを聞かれたサンコンは「10年くらい前に銀座でナンパされました(笑い)。僕は毎日のようにウィッキーさんに間違われるんです。夜行性なのに『毎日、見てます』って声をかけられていたの。来日当時は視力が6・0あって1キロ先のものが見えたけど、今は0・6。銀座と新橋のネオンでやられました」と笑った。

同じようにサンコンと間違えられることの多いウィッキーは「電車の中で『サンコンか』って聞かれて『違います』って答えたら『うそをつくな』って怒られて謝りました」と笑った。「ズームイン朝」出演時は平日は毎日、朝4時起きだったが「私の早起きは、あの15年間だけ。最近は寝坊や遅刻もします」と話した。

15年前、11年の62歳の誕生日に東日本大震災が起きた。「日本人の仲間と、3日後に福島入りしたけど、すごくショックでした。何千人もの命が亡くなって、その人たちのためにお祈りをしています」。北山は「今までは、その日に誕生パーティーをできなかったんですが、15年たって元気なうちにと。あと1回、80歳で、またできたらいいなと思います」と話した。

サンコンは「日本が大好き、愛している。日本に感謝、日本に来て良かった、ラッキー。今後ともよろしく」。ウィッキーが「私もよろしく。ハバ・ナイスデー(ハブ・ア・ナイスデー)」とせりふを決めると、サンコンも「1コン、2コン、サンコ~ン!」と決めポーズ。最後は北山が「ひと月、ふた月、み~つき」と締めくくった。